上山高原の貴重で豊かな生態系を育むブナを主体とした広葉樹林とススキ草原を保全・復元します

上山高原は、ブナの森とススキ草原の双方があいまって、希少で多様な自然を有しています。森林と草原のバランスを図りながら自然の保全・復元活動に取り組んで行きます。

◆森林ゾーンでは、スギなどの人工林をブナやミズナラを中心とした落葉紅葉樹林に戻していきます。ツキノワグマに代表される冷温帯の動物の生息地になります。

◆草原ゾーンでは、密生しているササや灌木を刈り取り、ススキ草原を復元します。イヌワシのえさ場や草原の生きものの生息地になります。

地域資源を活かした実践型「プログラム」を行います

上山高原や麓の集落をフィールドとして、年間を通してさまざまなプログラムを企画・実施します。生物の多様性を維持してきた上山高原の自然の循環の仕組や自然と共生してきた麓の集落に息づく知恵を学び、体験していただきます。

上山高原エコミュージアムはみんなで取組みを進めます
地域住民が主体となった地元運営組織を中心に都市部住民、団体・NPO、事業者、行政が参画と協働により取組を進めていきます。