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この環境を大切に残したい
上山高原エコミュージアムとは
「エコミュージアム」・・・地域まるごと博物館!
上山高原は、兵庫県の北部、鳥取県境の扇ノ山の山麓に広がっています。
一帯にはススキ草原が広がり、ブナなどの落葉広葉樹の森が取り囲み、それらが一帯となってイヌワシやツキノワグマなどに代表される、貴重で豊かな生態系を育んできました。
3つのコンセプト
貴重で豊かな生態系を守り・育む
原生的な自然であるブナの森と人々の営みの中で育まれてきたススキ草原を有し、イヌワシやツキノワグマなど貴重で多様な生態系を育む上山高原の自然を県民共有の財産と位置づけ、復元・育成し後世に継承します。
自然と暮らしの共生の知恵から学び・活かす
生物多様性を維持してきた上山高原の自然の循環の仕組や、自然と共生してきた麓の集落の暮らしに息づく知恵を学び、環境保全・創造に活かします。
多様な主体による参画と協働
地域住民と都市住民、また、個人、団体・NPO、事業者、行政などの多様な主体が知恵と力と資金を出し合いながら、参画と協働により環境保全・創造に取り組むことで地域づくり、コミュニティづくり、人間関係づくりにつなげます。
上山高原エコミュージアムのエリア
大切にしている取り組みのポイント
環境保全を地域振興につなげる
環境保全と地域振興を結ぶことにより、環境保全の継続的な取組を可能にさせます。上山高原の貴重で豊かな生態系を育むブナを主体とした広葉樹林とススキ草原を保全・復元します。
上山高原は、ブナの森とススキ草原の双方があいまって、希少で多様な自然を有しています。森林と草原のバランスを図りながら自然の保全・復元活動に取り組んで行きます。
◆草原ゾーンでは、密生しているササや灌木を刈り取り、ススキ草原を復元します。イヌワシのえさ場や草原の生きものの生息地になります。
地域資源を活かした実践型「プログラム」を行います
上山高原や麓の集落をフィールドとして、年間を通してさまざまなプログラムを企画・実施します。生物の多様性を維持してきた上山高原の自然の循環の仕組や自然と共生してきた麓の集落に息づく知恵を学び、体験していただきます。
上山高原エコミュージアムはみんなで取組みを進めます
地域住民が主体となった地元運営組織を中心に都市部住民、団体・NPO、事業者、行政が参画と協働により取組を進めていきます。