「特定非営利活動法人 上山高原エコミュージアム」とは
上山高原エコミュージアムは地域の住民を中心として、様々な主体が連携する運営組織による運営を目指しています。現在、自然保全活動や、自然観察等のプログラムを実施しています。これらの取り組みは、地域住民を主体とした運営組織「特定非営利活動法人 上山高原エコミュージアム」が中心となって行っています。
法人の概要
設立
平成16年7月1日
目的
兵庫県北部、鳥取県境の扇ノ山山麓に広がる上山高原や麓の奥八田の集落などをまるごと生きた博物館ととらえ、地域の有形、無形の資源を活かしつつ保全・再生する「上山高原エコミュージアム」の取組を通して、貴重で豊かな自然を守り育むとともに、自然と共生してきた地域の暮らしに息づく知恵を学び活かし、広く情報発信することにより地域内外の交流を図り、もって、かけがえのない自然を次代に継承するとともに、地域の活性化に寄与することを目的とする。
事業内容
- 特定非営利活動にかかる事業
・上山高原エコミュージアムに関する環境の保全と創造
・上山高原エコミュージアムを構成する地域資源の保全と創造
・上山高原エコミュージアムに関するプログラムの企画・立案・運営
・上山高原エコミュージアムに関する普及・啓発
・その他目的を達成するために必要な事業 - その他の事業
・特産品等の販売
構成
地元7集落の住民をベースに但馬地域の自然保護グループメンバー等 約100名
各部会の役割・取組の内容
・ススキ草原やブナ林の保全・復元活動の企画
・入山マナーの啓発
・茅の活用
・特産品開発
・自然観察会等月末定例プログラムの実施
・秋エコフェスタ等その他プログラムの企画
・見どころコース等の企画
・ガイド養成
・「ほっとニュース」の発行
・ホームページの運営準備
・プログラム等の広報活動、記録
・調査・研究への対応
・研修への対応
・ガイドの体制づくり
上山高原自然再生協議会
スギ等の人工林の広葉樹への転換と二次的自然であるススキ草原の再生を検討するため、自然再生推進法(平成14年法律第148号)に基づき「上山高原自然再生協議会」が設置され、NPO法人上山高原エコミュージアムもその構成員の一者となっています。幅広い主体の参画のもと、地域に根ざした上山高原の自然再生を推進するため、必要となる事項の協議・決定を行うことを目的とし活動しています。