5月26日(日)
明治の水路をめぐるハイキングを行いました。
この水路とは、明治時代に今の青下(あおげ)の村の田んぼに農業用水を
引いてくるために当時の技術で山肌、また岩の中にトンネルを掘り約4㌔
の暗渠水路をつくったすごいものです。暗渠なのでその上が道になっている為
それを利用してハイキングを行いました。
現在も水路はたくさんの水を運び農業用と主に水力発電に利用されています。
その為、関西電力様が管理している為、許可を頂いてハイキングを行いました。
ふるさと館に集合した後、出発場所の青下まで車で移動です。
青下は本日、お祭りでした。
とてもいい天気でポカポカしていましたが、参道をとおり杉の大木をぬけて神社に
入ったら少しひんやりして身が引き締まる感じがしました。各自で参拝をし、出発
です。
出発してすぐですが、この村の小畑さんより家の植栽がとてもきれいな時期なので
寄って行かれませんかとお声をかけて頂きましたので寄り道をいたしました。
盆栽から地植えのものまでとても良く管理されていました。
小畑邸を後にしてハイキングを進めて参ります。
田んぼののどかな風景を見ながら村の中を進んでいきます。ここの住民の方も私たちに
「いってらっしゃい。楽しんできてね」と声をかけてくれます。とても暖かい気持ちに
なります。
自然に咲いている花の名前もすべて答えて頂きます。この花はと聞きましたら
「シラン」と言われました。
シランが名前でした。
県道に出てからも自然のなかを車に注意しながらすすんでいきます。
こんなかわいらしい花も私たちを迎えてくれました。ハンショウヅルというそうです。
この橋を渡っていよいよ明治の水路に入っていきます。この橋は関西電力さまに許可を
頂いて通りますので普段は通れません。
霧ケ滝方面と分岐していくので地図を見ながらコースの説明を聞きます。
登ったり下りたりと起伏を感じます。
途中景色の良い場所で昼食をとり、また出発です。道も狭く落ち葉がたまっているので
足元に注意して気をつけて進みました。
ここは写真ではわかりにくいですが右側に進みたいのですが道がなくなっており、
一旦2メートルほど下に下りてまた上がるという方法で切り抜けました。
こんなにのどかに散策していますが大きなメスのシカが谷の下を走って私たちに
向かってくる勢いで姿をみせました。写真を撮る余裕がなかった。残念。
そうそう初めにお伝えしましたが私たちの歩いている下に水路があるなんてすごいですよね。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ガイドの山本さんがヘビを捕まえてみせて
くれました。私にはマムシにしか見えませんが、子どもの時はマムシに擬態して
自分を守る種のようです。名前を忘れてしまいました。すごく攻撃的で山本さんを
何度もかんでいました。
人里に近づきました。ハイキングの終わりです。合計8㌔のハイキング
皆様大変おつかれさまでした。
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